フランスのアンティークショップで購入した
1900年代前半〜中期のヴィンテージ/
アンティークのセントラルアメリカン、
中央アメリカの女性の儀式用の民族衣装、
大変美しいハンドメイドの羽織物です
素晴らしい色彩の自然モチーフの手刺繍を
前後同様に綾錦の様にリッチにあしらった
ブロケードのチュニックシャツ。
メソアメリカ、先住民族の民族衣装の1つ
huilpil『ウィピル/ウィーピル』は
長方形の織物を縫い合せた貫頭衣。
フレンチスリーブ風のシルエットで
Lサイズ以上のかたにもラクにお召戴けます
シックな濃紺、インディゴの
ハリと照りのあるブロード地の上半身に
とりどりの自然のモチーフ、動植物が
見事な色彩感覚で
びっしりと刺繍されています
様々な吉祥モチーフは村/集落毎に異なり
独自性をもって伝統的に受け継がれ
歴史/宗教上の象徴的な意味を持ったそう
こちらは花籠(供物籠)を中心に
羊、(山羊)、とりどりの花、鳥、(魚)、
小麦の穂の間に牛の頭等が刺繍されており
収穫、収獲や豊穣、子孫繁栄を祝い願う
(婚礼等の)儀式用だったかも知れません。
胸元下にはグラデーションの斜めクロス刺繍
フリル、レースに見える刺繍も
濃淡のピンク、ラズベリー、赤、白
ターコイズ、ブルー、ネイビー、パープル
グリーン、ライム、イエロー、オレンジ…
水、緑、土…オアシスのよう
自然の光と恵みが溢れる、ビビッドで明るい
草木染の様な優しいマルチカラーを
バイアスをとったベルベット糸で
ふっくらと刺繍した心豊かになる作品。
生地自体は中厚程度で
さらり、からりとして滑らかですが
表裏の壮麗な刺繍に重みがあります
以下は素人計測の為
誤差をご容赦くださいm(_ _)m
肩幅71㎝
身幅68㎝
着丈73㎝(肩山〜裾)
重量495g
(着用され)年月を経た民族衣装としての
下記状態を予めご了承ください。
※元から切りっ放しの裾
※ベルベット刺繍糸の解れ
※刺繍糸の突出や糸遊び
※生地の若干の褪色と幾分のテカり
※左右の見頃端は開いておりますが
脇下辺りから縫合せる事が可能です。
原色の赤や黄、橙が中心の作品ではない
みずみずしい多色使いの作品は珍しく
極めて美しいです
自由なお洒落は勿論、舞台衣装
演劇等の発表会、装飾のオブジェにも。
素敵にご活用戴けましたら嬉しいです✧
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