昔、仏教美術の名店、半蔵門ギャラリーさんから譲っていただいた紺紙金字平安経です。
以下画像10の説明文から抜粋(当時いろいろ教えていただきました)
書体は気持ち小振りで、向勢ぎみのやや丸みを帯びた上品なものです。
典型的な平安時代後期の手で、荒川経か神護寺経の可能性が高いと考えられます。
「大般若波羅蜜多経」の内、ほんの三行で何が書いてあるか難しいのですが、一部ご紹介いたしますと「・・何ものにも執着せずに利他行を実践すべきことを説く」とあります。
大谷翔平の活躍に浮かれていた気持ちを静める為、暫く眺めていました。すると清々しい気持ちになるから不思議です。
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