■画 題■「掛け軸 百福蓬莱山◆長島博山 黒絹本金泥」
■寸 法■ 幅(約) 54.5cm× 丈 188cm (軸先含む)
■仕 様■ 二重箱入り
■略 歴■ 長島博山(ながしまはくさん)
1917年〜2002年
昭和の宗教画家。
長岡藩士第十一代。
同志社大学卒業。
和田光旦・青木大乗に師事。
こちらの掛け軸は、長島博山 画伯の黒絹本金泥彩色・真筆・新品でございます。
※本金泥彩色とは、本金粉を膠(にかわ)で溶かして彩色する画法です。
表装の地にシミがございます。
裏にシミがございます。
軸先:骨(象牙風)。 絹本:本金泥。 箱書・落款あり。
落款は掛け軸裏面にもございます。
共箱、二重箱付です。
~百福とは~
百福とは、もともと中国の言葉で、文字通り「たくさんの福」という意味です。
中国では古くから「百福図」というものがあり「福」という漢字を100
種類の字体で描いた掛け軸を家に飾っておくと、特別な「福」がもたらさ
れると信じられています。
〜蓬莱山(ほうらいさん)とは〜
中国、古代における想像上の神山。
山東地方の東海中にあり、仙人が住み、不死の薬をつくっており、宮殿は
金玉、白色の鳥獣がおり、玉の木が生えているといわれます。
しかし、遠く望めば雲のようであり、近づけばどこかへ去って、常人には
いたりえないところといわれます。
前4世紀頃から盛んにいわれるようになり、神仙思想の原型となりました。
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