こちらは私の祖父が30年くらい前にカザフスタンの現地で購入した遊牧民が使用していた、馬などを調教するための古い鞭です。持ち手部分に匂いや状態からしておそらく本物の羊やヤギの足で作られている年代物です。
カザフスタンや中央アジアのこのような鞭は、単なる道具ではなく、遊牧民文化の中で象徴的な意味を持つアイテムです。
動物の足を使うことで、「自然とのつながり」「狩猟や牧畜への敬意」を表すことがあります。
経年劣化のためところどころダメージや錆が見られますが、編みこれた鞭も破損なく、美品だと思います。
カザフスタンという国自体、なかなか訪れることがないと思いますし独立したばかりの頃だと思いますので滅多に出回らない貴重なものだと思います。コレクションとして大切にしていただける方、よろしくお願いいたします。
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